個人の住民税の納付方法には、「特別徴収」と「普通徴収」の2種類があります。
給与支払報告書の提出を元に、札幌市が計算する税金です。
普通徴収は個人あてに直接納付書が届きます。
特別徴収とは、従業員に代わって事業主が毎月の給与から個人住民税を差し引いて、従業員に代わって納付する制度です。
特別な事情がない限り、普通徴収を選択することはできません。従業員の住民税は特別徴収が大前提です。
例外的に認められる場合もありますが、札幌市の場合、以下の書類を提出しなければならないようです。
【特別徴収実施困難理由書】
https://www3.city.sapporo.jp/download/shinsei/search/procedure_view.asp?ProcID=2604
札幌市中央市税事務所特別徴収担当者に確認したところ、
給与支払報告にて普通徴収を希望していても、上記の書類の提出が令和6年5月10日までにない場合、
自動的に特別徴収に切り替えとなるとのことです。
状況に応じて早めの対応を行いましょう。